学習探索法State Preferenceを用いた分散知識ベースシステムの研究
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概要
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解決すべき問題を、いくつかの副問題に分けて解く、分散問題解決法(Distributed ProbIem Solving、DPS)は、処理効率向上につながる。このため、ART等を代表とする既存の知識ベースシステム(Knowledge Based System、KBS)においては、知識の分散(または分割)化を概念として採用しているものが多い。本発表においては、この種の分散知識ベースシスチム(Distributed Knowledge Based System、DKBS)上で、学習の探索法として評価を得ている、State Preference(=SP)を導入して、DPSの処理効率向上を提案する。適用対象としては、経路探索問題を取り上げた。与えられた探索空間をいかに分割して、それぞれの処理装置に対応させるかを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27