停電管理マッピングシステムの開発
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概要
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電力会社では、電力供給信頼度の向上を目指した設備形成を進めているが、万一事故が発生した場合にも、事故区間を最小に抑えるとともに、需要家からの間合せに対しても迅速に対応することが求められている。現在、事故が発生した場合、停電している地域・需要家、事故原因、復旧予定時間などの情報は、供給システムや事務処理システム等の各種システムに分散しているため、需要家からの問合せに迅速に対応することが難しい状況にある。既に当社では、住宅地図と需要家情報を連係した地図システムを開発しているが、このシステム上に架空配電線の設備情報・系統情報・開閉器状態などの情報を取り込み、停電地域の推論を行うことで、タイムリーな情報把握・地図上への停電地域表示ができるマッピングシステムを検討している。架空配電系統は、開閉器を介して編目状に接続しており、供給障害を最小にするよう開閉器を操作する。そのため、開閉器状態が頻繁に変化するので、その間に停電区間を高速に特定しなけれぱならない。そこで、今回、電気的に同一条件となる配電線区間を「区間クラス」とし、それらを連結する開閉器の種類や状態により推論ができる「区間管理法」による「停電管理システム」を検討したので、その概念モデルについて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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