通信処理プログラムの移植に関する検討
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概要
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従来から既存ソフトウェアの有効利用や生産性向上のためにソフトウェアの移植の必要性が叫ばれてきた。これまでに具体的なシステム間のソフトウェアの移植の事例や移植性をあげるための方策が数多く論じられている。移植性をもたらすためにコンバータによる自動化や予め移植を考慮したコーディングによる方法がある。コンバータによる自動化については具体例を含め数多く報告されている。また予め移植を考慮したコーディングについてもその方策が多く述べられているが、実例ついてはほとんど報告されていない。そこで本稿では実際に移植の予定がある通信処理システムの開発を例にとり、移植を予め考慮したコーディングの移植性に対する有効性について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14