高並列計算機CAP-256による分子動力学計算
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概要
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分子動力学法(MD:Molecular Dynamics Method)は、分子や原子の集合体に対して、個々の粒子の運動を古典力学にもとづいて追跡するシミュレーション手法である。各時間ステップ内の計算は、粒子毎または粒子ペア毎の並列性がありベクトル処理による高速化例が報告されている。我々は、並列処理による高速化の可能性を検証するため、MDの並列計算手法を開発し、高並列計算機CAP-256上に実現し、評価を行なったので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14