ハイパーメディアに対する知識ベースアプローチ
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概要
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ハイパーメディアシステム(例NoteCard)はノードとリンクからなる単純なモデルを持ち、テキスト、イメージ等のマルチメディアを柔軟にアクセスできる。そのためアイデアづくりや個人情報管理等の利用から、CADやCASE等のシステムにまでハイパーメディアの応用が広がってきた。しかしながら現状のハイパーメディア技術をCADやCASE等の複雑なシステムに適用しようとすると、その応用の大規模性や複雑な構造のために、抽象化、複合オブジェクトのモデル化、柔軟な条件検索、プログラミング機能、データベース機能等の不足という課題が生まれる。オブジェクト指向の知識ベース管理システムJasmineによるアプローチは、オブジェクト指向プログラミングとデータベースを統合することができる点でこれらの課題を解決することができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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