マルチリンガル・マルチターゲットコンパイラの中間言語に関する一考察
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概要
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言語処理系は,言語ごと・システムごとにコンパイラを提供してきた.ところが,昨今では,「言語間・システム間のMMIの統一」,「言語を意識しない共通の開発環境」,「高性能」,「多種システム間での可搬性の向上」,などが要求されている.この要求を満たすコンパイラとして,(1)同一システムに対しては,言語間で最適化部とコード生成部を共有し,(2)同一言語に対しては,システム間で構文解析部と最適化部を共有するようなマルチリンガル・マルチターゲットコンパイラを試作した.このときに,まず問題となるのは,中間言語である.ここでは,実際に試作したものを通して,この中間言語について考察を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14