装身具デザインシステムの開発
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概要
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装身具の設計・製造に利用するためのCAD/CAMシステムの開発を行った。まずシステムを構成するための要素技術の開発を行い、この技術を基に、市販のCAD/CAM(文献1)を用いて、装身具CAD/CAMシステムを構成した。CADシステムとして市販の3次元汎用CAD/CAMシステムと、加工手段として切削加工を用い、その対象は以下のように限定した。(a)宝石・鎖等・・・・これらは既に機械化を含む加工方法が確立しているので対象としない。(b)指輪・・・・・・・CADの形状としてパターン化し易いが、市販品で入手可能な工具では全体を切削加工する事は不可能である。従って部品組立を中心としたデザインまでに限定して開発する。(c)ペンダント・ピアス・・定型的な形状の中に取り付ける新規なデザインをもつ部品の中、曲面上の彫刻又はカットを対象とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01