「KIIS統合データベースとモジュールの再利用について」
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概要
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KIIS統合情報システムは、学園モデリングを出発点としたトップダウン・アプローチ的な展開により情報基盤が構築されているが、その学園モデル作成の過程および実際のデータ・モデリングとプロセス・モデリングは極めてボトムアップ的なアプローチを行っている。それらの適用業務開発過程の中で、どのように学園モデルとのバランスを保ちながらモジュールの再利用性を高め、高品質なシステムを構築するかがインフォメーション・エンジニアリング(以下IEと表現)のポイントとなってくる。本稿では学園モデルを実際にインプリメントする段階で発生する問題点を吸収するオブジェクトの設計について述べる。また情報をカプセル化する場合によく議論されるシステム資源の使用効率について評価する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01