SQL参照制約のデータ操作言語変換方式の提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
参照制約は、UAPで行っていたデータ間の整合性チェックの処理をDBMSが行うので、システム開発・保守の生産性が高まり、システムの性能が向上する機能である。参照制約の実装に際しては、いかにDBMSが効率よく実行するかが課題となる。一般的に、UAPで記述されたSQLは、DBMSが内部処理手続きとして生成したオブジェクトを利用することによって、実行時のSQLのコンパイル処理を削減している。このことに着目し、参照制約の処理手続きも実質的に同じ処理手続きとして表現すれば、最適なアクセス手順の選択や処理手続きの管理の簡素化を図ることができる。本稿では、DBMSが参照制約を実行する場合に、参照制約によって行うべき処理をSQLのデータ操作言語に変換して実行する方式を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
関連論文
- 並列DBサーバHiRDBに於ける同時実行性の高いインデックス処理方式
- 9.ストレージフュージョン : ストレージシステムとデータベース管理システムの融合(第2部:情報の高信頼蓄積・検索技術等の開発,学と産の連携による基盤ソフトウェアの先進的開発)
- 5P-10 知識指向文書管理基盤の開発(4) : ORDB向け構造化文書全文検索プラグイン
- 2T-1 ORDBにおけるメディア対応ライブラリ組込みのためのアーキテクチャの提案
- 並列DBサーバシステムにおけるDB再配置方式の提案
- SQL参照制約のデータ操作言語変換方式の提案
- 高速フィルタリングプロセッサ実験システムの開発(4) : 性能評価
- 高速フィルタリングプロセッサ実験システムの開発(3) : ソフトウェア方式
- 2T-2 ORDBにおけるプラグイン組込み仕様と実行制御
- データベースプロセッサ 内蔵データベースプロセッサIDPとフィルタリングプロセッサRDSPの概要 (データベースプロセッサ)