オンラインシステムにおける拡張性を考慮した開始終了処理の高速化
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概要
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バンキングシステムに代表されるオンライントランザクションシステムは、高性能、高信頼性が要求されている。そのプログラム構成は、リアルタイムな汎用的OSと業務プログラム(以下AP:Application Programと略す)とから構成される。こういったシステムでは、APの生産性を向上させるために、データの障害処理等の各種システムに共通的な機能をパッケージングしてAPに提供するDataBase/DataCommunication(以下DB/DCと略す)プログラムを使用することが多い。このDB/DCプログラムは、資源を管理するモジュール群と処理のシーケンスを制御するモジュール群に大別されるが、後者は他モジュールとのインタフェースを多く持つため、機能拡張時の影響も大きい。本稿では、シーケンスを制御するモジュールとして、開始終了モジュールを取り上げ、処理の高速性を損なうことなく、拡張性を向上する制御方式について述べる。
- 1993-03-01
著者
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