Emacsによる推敲ユーザインターフェース
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概要
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最近、ワープロ技術の発達により高度な文書処理がコンピュータ上で簡単に行なえるようになってきた。企業内のドキュメントもほとんどワープロを使用したものになってきている。このような状況が進むにつれ、普段ワープロを使用しない人もワープロを使用してドキュメントを作成することになる。この場合、タイプミスやカナ漢字変換ミスといったことが起こりやすく、推敲機能をもったワープロの研究開発が行なわれている。しかし、このような推敲機能はシステムに組み込まれている場合が多い。そこで、我々はまずUNIX^1上で、推敲文書としてテキストファイルを対象とした推敲機能を行なう推敲サーバを構築し、そのクライアントとして豊富な編集機能を持つEmacsを使用したシステムを試作した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01