GA応用による、類推推論における制御知識の学習
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概要
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柔軟な問題解決を行なうために類推推論が期待される。しかし、正当化問題が障害となり、実用化を妨げている。本研究では、正当化問題の「どの性質を持って類似性とするか」に注目し、これに対処するため、遺伝的アルゴリズム(以下GA)を応用した学習機構を考える。GAでは、Building-block(以下Bb)を明示的に扱い、その繁栄(複数のBbの有効性に応じた発生、個数)状態を基にした手法をとった。本論では学習機構の試作による実験的検証と理論的解釈について報告する。また、GAにおいてBbを明示的に扱うことのメリットについても考えてみたい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01