連想記憶による貧血診断のためのエキスパートシステムの試作
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概要
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医学診断においてエキスパートシステムの使用は効果的である。しかし、知識獲得に際し、専門家の持つ経験から得た知識をコンピュータの形で表現するのは大変因難であり、ボトルネックとなる。そこで、連想記憶モデル「アソシアトロン」を応用し、データベース作成後に医師が症状と病名の関係について記銘を行うことによりその解消が可能になるのではないかと考えられる。本論文では、鉄欠乏性貧血と再生不良性貧血の症状から病名検索を行い、診断支援を目的とした医学診断用エキスパートシステムについて論じる。
- 1993-03-01