OA業務へのデータベースプロセッサ適用評価
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概要
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汎用計算機上でリレーショナルデータベースを使用し、複数地域に分散した端末を数百台接続するOAシステムを運用中である。定型帳票出力に必要な定型検索処理ではインデックス(データの格納アドレスを保持したポインタ)を利用し実用的な処理時間を得ている。しかし、OA業務では、利用者が任意に検索条件を指定する非定型な検索処理が必要であり、このような処理では、インデックスを利用することができず実用的な処理時間で実行できない場合がある。この問題点を解決するためにデータベースプロセッサRINDA(Relational Database processor)を導入した。本稿では、実システムでの性能測定によりRINDAの適用効果を評価した結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01