サーバ/クライアントシステムにおけるクライアントキャッシング技法
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概要
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計算機応用システムの世界にもダウンザイジングの波が訪れ、サーバ/クライアント型システムは情報システムモデルの主流となりつつある。そこでは一般的にシステムで使用する情報をサーバで一元的に管理し、修正の必要が生じた場合には、クライアントにLAN経由で情報を取り出し、修正の後サーバに再登録を行っている。従って、サーバの一元管理情報ヘアクセスするユーザアプリケーションはその通信時間が膨大なものとなり、業務の効率化に支障をきたす結果となっている。本報告は、サーバ/クライアントシステムにおいて一元管理情報に矛盾を生じさせることなく、その通信データ量を減少させることを目的としたクライアントキャッシング技法に関する一考察である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01