情報処理教育における電子会議室の活用
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概要
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企業内の社員情報処理教育に、社内のネットワーク上に設けられた電子会議室を活用した事例を報告する。従来の社員情報処理教育は、受講生をある一定の期間内に、一定の場所に集めて、という形態で実施されていたために、受講生である社員の仕事上の都合や時間的・場所的な制約により受講できない場合が生じていた。そこで筆者らは、受講生が(ネットワークに接続されている)自席のパソコンから電子会議室システムに任意の時間にアクセスして学習する方式の通信講座を実施し、受講生の便宜をはかると共に学習効果を高める事を試みた。この講座は92年8月に第1回のコースが実施されたが、概ね好評であったので、引き続き同年11月に第2回のコースが実施された。この回から前回の電子会議室・通信講座方式に加え、(この講座のために開発された)電子テキスト型教材を使用した。本論文では、この第2回のコースの実施内容について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01