Fusion ModelによるAIシステムの開発
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概要
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現在の日本のAI動向を見ると、数多くのエキスパートシステムが実用化されてきてはいるが、まだまだ知識獲得やシステム開発のための方法論が確立されておらず、AIシステム開発の妨げとなっている。そこで、本稿では、プロトタイプ手法とFusion ModelのConceptを組み合わせた独自のAIシステム開発方法論を提案することにした。さらに、その方法論に従い、プロジェクト人員配置計画エキスパートシステムを開発し、当方法論の有効性を評価してみた。なお、今回の開発には、IBMのAIソフトウエアのひとつであるナレッジツールにスプレットシート型ユーザーインターフェイスを加えたInspireというソフトウェアを用いている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04