複数工程で複数のmachine/工程job-shopのscheduling expert system
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概要
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工場の全工程を対象としたschedulingは難しいため、最初はbottle-neckになっている工程のみを対象としscheduling業務をcomputer化するapproachがよくとられる。しかし、部分の最適化は必ずしも全体のそれに等しくなく、全工程を対象としたschedulingのcomputer化が望まれている。本発表はこうした多工程で多machine/工程の生産schcdulingに取り組んだ例で以下のような特色があるa)多工程で複数machine/工程のjob-shopを想定している。b)JIT(just-in-time)処理による在庫削減とmachine稼働率の向上とのtrado-offをともに考慮している。c)一つの工程の割り付けの効果を全体に波及することにより、袋小路に入り込む危険を少なくしている。一つの質源に一つのjobを割り付けることによって、他のjobの割り付け可能な範囲がどのように狭められるかを計算しあるjobの割当てが不可能になる危険を回避したほうが、失敗してからback-trackするよりも効率が良いと思われるからである。d)ruleと従来型の手続きを相互に補うように使用し、柔軟な拡張容易性と効率の両立を目指している。つまり変更や改良の可能性が大きい部分をruleで記述し、決まり切った。部分的手続きをC言語で記述した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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