汎用計算機におけるQueue-based Multiprocessing Lispの実現
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概要
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Lispは記号処理言語として、特に人工知能研究において、欠かすことのできない言語の一つである。最近では、人工知能の研究により、計算機をより知的に使用することが可能になってきている。しかし、そのためのソフトウェアは大規模化、複雑化する傾向にあり、また、取り扱う問題の性質上、他の応用分野に比べ、潜在的な並列性の度合が高いと考えられる。そのため、効率、記述性の面から並列処理に対する期待が大きい。本稿では、Queue-based Multiprocessing LispをCommon Lisp上に作成し、Lispにおける並列プログラミングについて考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16