会話型ソフトウエア操作に関する知的ガイダンス・ツールの構築について
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概要
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会話型ソフトウェアには、操作方法をガイダンスするHELP機能を内蔵しているものが多い。ソフトウエアが複雑になればなるほど、操作方法の理解及び習得には膨大な時間と労力が必要となるが、それを軽減する一方法として、利用者が直面している個々の状況に応じ、操作方法を対話的に助言したり、エラー時の診断と対策を示唆することが考えられる。ここでは、会話型ソフトウェアを使用しているときに発生する種々の不明点について、マニュアルを調べる如く、あるいは、熟練者に尋ねる如く、問い合わせに答えてくれるようなガイダンス・ツールの構築方法を考察する。ガイダンスの対象としては、UNIXを想定しているが、一般の会話型にも適用が可能なものを考えている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16