ワークステーション上でのプログラム連携手法を用いた帳票定義機能
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概要
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今まで,事務処理業務プログラムの開発を支援するツールの中核をなすものとして,帳票定義体作成ツールとフォームオーバレイ作成ツールが提供されてきた。これら二つのツールは互いに独立した定義体を作成するツールであり,その利用目的のため別機能として実現されていた。このため,複雑な帳票を作成する際,利用者(SE,EDP部門)は帳票定義体とフォームオーバレイ定義体を別々に定義し,運用時に重畳印刷させるという利用方法をとらざるを得なかった。そこで,フォームオーバレイ作成ツールと帳票定義体作成ツールが連携することにより,二つの定義体を同時に画面上に表示し編集可能とすることで,SE作業の効率化や生産性向上を図ることを実現した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16