ナンバープレート情報認識装置 : 数字情報の認識
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概要
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近年、車両の確定方法として図1に示すようなナンバープレート情報が注目されている。ナンバープレート情報の認識技術には、天候や時刻による照明条件の変動で2値化を良好に行うことが困難であったり、対象となる画像が多様な情景画像であることからプレート領域の検出を安定に行うことが困難であるといった問題点がある。我々はこのような問題点に対し、(1)複数の強調特性によるコントラスト強調処理(2)文字と背景のコントラストを検出する微分2値化処理(3)ナンバープレート固有の特徴を用いた検証処理を組み合わせることにより、数字情報(車両番号、分類番号と呼ぶ)において実用的な装置性能(認識率95%以上、処理速度1秒以内)を満たすナンバープレート情報認識装置を開発したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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寺内 亨
(株)東芝 情報通信システム技術研究所
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森 和宏
(株)東芝 情報通信システム技術研究所
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藤岡 ありさ
(株)東芝 情報通信システム技術研究所
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須田 正人
(株)東芝 情報通信システム技術研究所
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桑垣 弘之
(株)東芝 柳町工場
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森 和宏
(株)東芝 情報処理・機器技術研究所