再利用クラスライブラリ構築のためのスパイラルアプローチ
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概要
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オブジェクト指向技術を導入する狙いの1つに、ソフトウェア生産性向上がある。この生産性向上の鍵となるのが、クラスライブラリの再利用である。しかし、再利用可能なクラスライブラリは、簡単に構築できるものではなく、開発〜検証をくり返し、モデルを洗練していく必要がある。我々は、より良いクラスライブラリを構築するためにスパイラル型開発手順を推進している。今回、「バスダイヤ編成システム」および「物件管理システム」という2つのシステム開発を通じて、再利用可能な帳票クラスライブラリの構築、洗練、再利用を実施した。本稿では、上記クラスライブラリ開発における生産性の評価をもとにオブジェクト指向におけるスパイラルアプローチについて考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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