オブジェクト指向分散環境OZ++のトレーディングディレクトリの設計
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ネットワーク上で提供されるサービスを利用する場合、通信の途絶や複製の存在など、分散システムに特有の事情について考慮する必要がある。しかし、この種のプログラミングはしばしば複雑になり、適切な抽象が提供されることが望ましい。OZ++は、分散オブジェクト指向プログラミング言語であるOZ++言語で記述されたプログラムをネットワーク上で実行できる環境である。OZ++のオブジェクトであるトレーディングディレクトリ(以下TDと呼ぶ)は、OZ++上のサービスを名前で検索するサービスを提供する。すなわち、TDの利用の仕組みとして、OZ++上でのサービスの利用のフレームワークが構築されている。本稿では、このTDの設計について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
-
Nishioka Toshihiro
三菱総合研究所:開放型基盤ソフトウエアつくば研究室研究員
-
Onishi Masao
東洋情報システム
-
Yoshida Yasumitsu
日本ユニシス
-
Tsukamoto Michiharu
電子技術総合研究所
-
Onishi Masao
東洋情報システム:開放型基盤ソフトウエアつくば研究室研究員
-
Yoshida Yasumitsu
日本ユニシス:開放型基盤ソフトウエアつくば研究室研究員