含意関数のパラメータ化とそのチューニング手法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ファジィ推論の結果は、その推論計算に用いる含意関数の性質により様々に変化するため、ファジィ推論を用いたシステムを構築するとき、対象とする問題に適した含意関数を選択しなければならない。しかし、ファジィ論理の分野には多種多様な含意関数が存在するため、実際の応用において含意関数の選択作業は非常に手間のかかるものとなる。そこで、パラメータを変化させることで様々なタイプの含意関数を表現できるように含意関数をパラメータ化し、パラメータの自動チューニング手法により適切なパラメータ値を求めて含意関数を選択することで、この問題を軽減することを考えた。本稿では、パラメータ化された含意関数とそのパラメータのチューニング手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
関連論文
- 前提と結論の満たすべき関係から導出されるパラメータ化インプリケーション関数とそのチューニングについて
- ファジィ集合からなる教師データを用いたファジィ推論のパラメータチューニング
- あいまいさの減少がありうるコンビネーション関数とパラメータ学習
- 感性的な言葉による工芸品画像の検索手法について
- あいまいな要求を考慮した生涯学習情報検索システム
- 含意関数のパラメータ化とそのチューニング手法について