同時生起行列とSnakesによる画像のテクスチャ・セグメンテーションの性能比較
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概要
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近年、動画像通信やシーン解析において対象物体の領域を抽出・分割を行う技術の必要性が高まっている。対象物体の輪郭抽出法には、M.Kassらによる動的輪郭モデル(Snakes)がある。この手法は動き物体の輪郭追跡に向いているが、抽出された初期輪郭により輪郭追跡の精度が依存するので複雑な画像では抽出できない可能性がある。一方、テクスチャ解析は同じ模様を1つの領域とみなすことができ、この情報を取り込むことが出来れば複雑な画像においても輪郭抽出の精度があがると考えられる。そこで、本稿ではその前段階として、同時生起行列による領域分割法とSnakesによる輪郭抽出法の基本性能の比較・検討を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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