フレームワーク型CASEにおける設計手順ナビゲート機能
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概要
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アプリケーションの種類(業種、業務)は多岐に渡っており、そのアプリケーションごとに開発方法論があるといっても過言ではない。このような状況において、日夜開発に追われているソフトウェア開発者が、いろいろな開発方法論に習熟し、それを駆使して開発を行なうということは不可能に近い。今日まで、開発者は長年の経験と勘によってなんとか開発を行なってきた。長年に渡って蓄積してきたノウハウは、設計フォームとして凝縮され、開発者はこの設計フォームを、開発アプリケーションに適した形態となるように選択し、組合わせ、実際の開発に適用してきた。しかし、今日の変化の激しいネオダマ時代においては、もはやその手法は限界にきている。これからは、アプリケーションに適した開発方法論に沿った設計手順をナビゲートする機能が必要となる。当社では、ECMAのトースターモデルに準拠したフレームワーク型CASE FlexWorkの上で動作するナビゲート機能を開発した。そこで今回は、この設計手順ナビゲート機能の概要を紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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