n分割カーニング処理方法
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概要
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近年、ディスプレイ上に文字情報を高品位に表示する要求が高まってきた。それと同時に、一文字単位ではなく、見た目に読みやすい文字列を表示することが重要となってきた。従来の字詰め方法であるカーニング処理方法を使用すれば、見た目の間隔が一定で読みやすい文字列を作成することが可能であるが、カーニングの文字ペアのデータを作成するために、膨大な作業工程を要するという欠点がある。そこで本報告では、従来のカーニング処理の利点を生かし、簡単なアルゴリズムで、一文字毎のカーニングデータを自動的に作成すること、また、求めたカーニングデータから、自動的に字詰めされた文字列を作成することを目的とするn分割カーニング処理方法の提案を行なう。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15