OS/omicronにおけるプログラム生成手順とその仕様記述ファイル
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概要
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当研究室では、日本語を用いたプログラミング環境とそのためのOSであるOS/omicronを開発している。大規模プログラムの開発には、ソースコード管理が必要不可欠な要素である。しかし、ソースコード管理システムでなくとも、コンパイルすべきファイルのコンパイル・リンク手順の明確化・文書化は必要な機能である。例えば、変更のあったソースファイルのみをコンパイルし、無関係なリロケータブルオブジェクトモジュールはそのままリンクする機能があると便利である。さらに、それがソフトウェア文書の一部として使用できれば、すこぶる使いやすい。既存のシステムでは、例えば、UNIXではプログラムの生成手順を記述し、その手順にそってプログラムをコンパイル・リンクするプログラムmakeを備えている。しかし、このmakeは記述が煩雑な上、理解しにくい。仕様書としての可読性は低い。本報告では、(1)プログラムの生成手順を日本語を用い、仕様書のごとく記述し、(2)さらにその手順にそってコンパイル・リンクするためのファイルの仕様とそのためのプログラムについて述べる。
- 1989-03-15
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