プログラマのレベルに対応したワークステーションエディタ
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概要
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汎用フルスクリーンエディタ(以降,単にエディタと呼ぶ)は,プログラム開発をする上でプログラマが最も多くかつ長時間使用するツールの一つであり,プログラム開発の作業効率に影響する重要な役割を持っている.これまでワークステーションのエディタは, 初心者向き,熟練者向きというように特定のレベルのプログラマを対象としたものが提供されていた.しかし,エディタを使用するプログラマは,計算機に対する知識の違い,技術力の違い,経験の違い,打鍵速度の違い等によりさまざまなレベルで存在しており,これらすべてのプログラマを満足させるためには, 各レベルのプログラマに合った機能および操作方法を持ったエディタが必要である.ここでは,これらさまざまなレベルのプログラマが満足でき,かつソフトウェアの開発効率を向上させるエディタをワークステーション上で実現するには各レベルのプログラマに合った機能および操作方法をどのように統合すればよいかについて説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15