CTRON用マルチタスクデバッガの開発
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概要
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近年、ISDN等通信ネットワークサービスの高度化やシステムが扱う情報量の増加に伴って、開発ソフト量も膨大なものとなってきた。この増大するソフトウェアの開発にあたって、その基本部であるOS(オペレーティング・システム)の仕様を共通化し、アプリケーションソフトの開発効率、信頼性、流用性を高める必要が急務である。CTRONは交換/通信/情報処理等、幅広いシステムへの適用が可能な共通OS仕様であり、当社ではCTRON仕様に基づいたリアルタイムOS"RG68K"の基本OS部の開発を完了している。RG68Kソフトウェア構成を図1に示す。RG68Kとして、我々は今後多くの拡張OSの開発を計画しており、それらを効率良くデバッグするマルチタスクデバッガを並列開発しシステムに組み込む事により、並行処理環境における高度なデバッグ環境を構築する計画である。以下第1ステップの開発を完了したマルチタスクデバッガについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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松下 政好
沖電気工業株式会社NS開発センタ
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松下 政好
沖電気工業
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渡辺 次郎
沖電気工業株式会社
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城 正彦
沖電気工業株式会社
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五十嵐 譲
沖電気工業株式会社
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石橋 奈津子
沖電気工業株式会社
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五十嵐 譲
沖電気工業(株)
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五十嵐 譲
沖電気工業
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