平面幾何問題における補助線自動生成
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概要
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平面幾何問題解法において、図形に補助線を導入する場合がある。この種の問題を不慣れな人が解く場合、どのように補助線を引けば問題解決に有用であるかを判断するのに手間取り、有効な補助線を引くのに時間がかかる。しかし、慣れた人が解く場合、図形の特徴や今までの経験を利用してすばやく、有効な補助線を引くことが出来る。計算機を用いて解く場合においても、図形の特徴や補助線に関する知識を利用すれば、有効な補助線をすばやく引くことが可能になると考えられる。本稿では、平行線の性質を利用した補助線を用いて、中学生レベルの平面幾何問題を解くことを試みた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15