スクリプトと問題解決機能による双方向対話モニタ
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概要
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システムが表示した演習問題を学習者が解いていく過程をモニタする機能は、システムと学習者との双方向対話を可能にするために必要である。このモニタは解答過程を追跡し、誤り診断や助言を行なう機能で構成される。筆者らは解答過程をスクリプトで表現し、学習者の解答状態をモニタする方法を提案した。そこでは誤り原因を表示したり、学習者の助言要求に対してその時点で適切な解答方法を指示できた。これを電気回路演習システムとして構成したが、解答方法の指示だけでは解答を継続できない学習者に対応できず、また式を変形して解を導く過程の助言ができなかった。そこでシステムに問題解決の機能を追加し、スクリプトの改良を行なった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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