障害情報解析方式の一提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
計算機システムの適用範囲が幅広くなるにしがってシステムの信頼性はますます重要になってきている。システムの信頼性の向上のために重要な要素のうち解析性に着目した。従来、システムを障害から回復するために、動作履歴を記録したトレースデータを採取しておき、障害発生時にこれを解析することにより障害の原因を解明することは、有効な手法の1つであった。しかしこの手法には次の課題がある。(1)トレースデータ量が膨大となる傾向があり、データ解析に手間と時間が必要である。(2)トレースデータの内容の解析が障害が検知された後に行われるために、障害に対して迅速に対処出来ない。これら課題を解決し、システムの様々な動作状況に対応した処理の実行を提供する新システムを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
関連論文
- 知識、抽象部品を利用した潜在的なニーズ発見と形式的仕様化に基づくソフトウエアパラダイムの提案(I)
- 公開鍵証明証の検証法式の考察
- SET他の認証システムの構築方法に関する考察
- SET他の公開鍵証明証の検証方式の考察
- 障害情報解析方式の一提案
- Kappaデータベース機能の検査システム
- シソーラスの構成に関する一考察
- 相互認証に関する一考察