仮想計算機システム(AVM/EX)における共用チャネルの高速化の一手法
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概要
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仮想計算機システム(VMS)は一台のコンピュータシステム上で複数のオペレーティングシステム(OS)を同時に動作させることができるシステムである. VMSのCPUオーバヘッド削減の試みは, 主にシミュレーション処理を対象として行われ, 現在では, 十分に実用的な性能を実現している. しかし, 複数のOSがチャネルを共用する構成に於いては, 依然としてCPUオーバヘッドが大きいため, 性能上の問題がある. 以下では, CPUオーバヘッド削減のために, 富士通(株)のVMSであるAVM/EX(Advanced Virtual Machine/Extended)に実装した共用チャネルアシスト機能について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07