UNIXにおける契約条文等定型文書生成システム
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概要
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一般に企業内においては、経理の情報を中心に物や物流等の分野で高度なコンピュータ利用が行われている。銀行業界においても昭和60年前後を中心に第3次オンラインが次々に稼働し、お金に関わる情報は管理から様々な統計・分析に至る情報システムが構築されている。ところが、そのお金や物の流れを発生させる源である営業や商売の業務そのもの、つまり人間の営みを直接支援するシステムは意外と整備されていない。対投資効果が良く見えないのがその一番の理由であると考えられるが、それでも最近のWSやPCの普及とGUIインターフェイスの進化に伴って、規模が大きく投資効果の相関が高い分野でのコンピュータ利用が行われ始めている。今回そういう分野の一つだと考えられる、信託銀行の年金信託部門における契約文書類の生成・管理システムの開発を行ったので報告する。
- 1994-03-07