遠隔地間同期型通信システムイメージリンクボードにおけるネットワーク接続方法の一考察
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概要
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近年、グループウエアに関する研究/開発が活発になってきた。我々が開発中のMF2100Lビデオ会議システム及びイメージリンクボードは遠隔地間での簡易なTV会議を実現するもので、イメージリンクボードは1つのウインドウを複数の端末間で共有し、文字や図形さらにはイメージデータの取り扱いを可能にするホワイトボードアプリケーションである。ウィンドウ共有の方式には、接続相手のディスプレイ表示情報をモニタリングし、キーボードやマウスのイベント情報を共有させることによって接続先端末のリモート操作を実現させる方式と、接続先のlアプリケーションと自端末の1アプリケーションとがデータを共有し端末間での図形や文字、イメージデータの編集を可能とする、いわゆるホワイトボードAPとがある。現バージョンではマルチプラットホーム化を考慮にいれ後者の方式を採用し、2端末間でのウィンドウ共有を確認した。現在、多地点間接続に向け検討を進めているところである。本稿では、イメージリンクボードなどの遠隔地間同期型通信システムにおいて、多地点間での通信形態に関する1通信接続方法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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