抽象化モデルから具象化モデルへの分析又は構造化技術に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本基礎研究は、人の内的要因を、理性要因・理性合成要因・感情要因・感情合成要因・内部制御要因・外部制御要因・論理要因・認知要因その他に時間を1次元追加しそれを基準要因とし、潜在意識・内部送受信要因・外部送受信要因・環境要因・社会要因の内的要因項目のカテゴリ分類を前提条件とし、第1に、論理的要因を概念、物理的要因を属性と分類し、概念それ自身を内界:境界:外界のカテゴリに分類する。内界の概念と属性との関係、概念と属性を連結する思考過程の物理的媒体をモデル化を立体形状=空間モデルとし、構造を1つのカテゴリとし(1.)概念(2.)属性(3.)構造の項目に大別し、(1.)、(2.)、(3.)を包括するものは次元、(4.)PROCESS・方法論とそれぞれのカテゴリの具象化への連結・数理処理を目的とする。属性を広義・狭義(細部構造)な枠の2構造に分類し、概念の要素を属性とし概念+属性=属性概念、属性概念+空間モデル=属性概念空間モデルとする。1属性概念は概念モデル=空間モデルである。内界の概念と属性との関係で、概念を基準とし概念と属性の関係で、PICK UPの方法・生成ツールの方法の相違により、属性を概念の2次的産物(従属)として作成・連結可能。概念の種類は仮想概念・抽象概念・概念モデル・次元モデルと属性との相互関係・属性と意味モデルの変換・空間の大小関係・包含関係・自動生成ツールの作成順序とし、多元情報の多元管理されたLINEからAREAへの写像、AREAからSPACEへの写像と考え、概念モデル・仮想モデル・抽象モデルそれらを包括する次元モデルのb.混合概念・相互概念との2概念に大別し、空間モデルと属性との関係から属性概念の種類を(1.)特性概念(2.)混合概念(3.)従属概念(4.)独立概念(5.)派生概念の5種類に分類する。第2に、GROUP1(外界.境界)=GROUP1(人の認知要因.物理コネクションのダイヤログ)、GROUP2(内界)=GROUP2(オブジェクト指向型のフレーム型の継承モデル)とし、GROUP1=(概念モデル、空間モデル)、GROUP2=(構造化理論)と設定し、属性を基準とし(1.)視覚属性(2.)認識属性(3.)意味属性(4.)制御・理性・論理・感情・背景・潜在等の内的要因属性(5.)外的要因属性(6.)非固定概念属性等の属性要因とし、空間と各種の概念、関数と概念との関係、属性と概念との関係、継承モデルの動きをM(X,Y,Z)=((0,1),(0,1),(0,1))決定する。属性と空間モデルの関係・空間モデルの内部空間の細部空間連結への構造形態の手順・相互関連・分割順序・自動空間生成順序の多重空間・属性の独立性従属性を指向し、各種の概念の要素を属性とし、概念処理・動きは変化曲線=属性の局面の逆転・構造点の変化点・面空間の変化点の抽象概念と属性の関係の数理分析を指向する。以上、問題解決の為の知的ユーザーインターフェイスをシステム開発する立場から知的グラフィックス・インターフェイスの抽象化モデルから具象化モデルへの連結方法・関係・構造・概念処理・数理要因分析を目的とし、2.具象化への連結のプロセス3.構造化・構造化変換・構造化逆転・構造変化点の思想体系4.最後にの順で基礎研究段階の一考察とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12