ソフトウェアプロジェクト診断技法PDOCK
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概要
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工程遅延したソフトウェア開発プロジェクトのリーダーを対象に原因分析のアンケートを実施した。結果は、工程計画上の問題(37%)、品質上の問題(21%)管理体制上の問題(18%)が多く、プロジェクト計画・管理の問題によるものが過半数を占めた。この間題点を解決するため、プロジェクト計画の立案と開発危険度を診断する技法を開発した。本プロジェクト診断技法は基本ソフトウェアを対象とし、昭和60年から運用を始め、所期の成果を得ることができた。また、本技法をワークステーション上で支援するプロジェクト診断支援システムを開発し、昭和62年から試行を始めた。本報告では、プロジェクト診断技法を中心に述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12