マルチメディア通信の同期出力に関する主観評価分析
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概要
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電子メール、電子掲示板といった蓄積型通信には、文字をはじめとし、音声や画像といったメディアで構成されたメッセージが用いられている。今後は、複数のメディアを結合し、さらに結合するメディア間の同期をとることにより、幅広い表現を目指したマルチメディアメッセージによる通信が有望視されている。本論文は、結合を行なうメディアとして、現在マルチメディア通信において中心的なメディアである音声と文字を取り上げ、結合するメディア間の同期出力法に関し主観評価実験を行ない、その結果を示すものである。また、その実験結果に基づき、受信者対応の同期出力制御法についての提案を行なう。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12