データ加工のためのテーブル構造実現の一手法
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概要
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近年、オフィス業務の効率化から、データベース検索機能、帳票出力機能、グラフ出力機能など、高度な情報活用のための機能をエンドユーザに提供するソフトウエアが多い。更に最近では、データの加工を伴う処理の標準的機能の提供に対する要望が、エンドユーザ部門で強くなってきている。データベース検索機能にも一部加工機能を持つものもあるが、機能の範囲が狭く、充分な加工ができない。そのため、エンドユーザ用にデータをわかりやすく表現し、簡単な操作で変更したり、並べ換えたりするための、自在に加工/編集できる機能が必要となる。本稿では、この機能を実現するに当り、データを行と列で表わすテーブル(表)構造として実現する手法の一つを提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12