複合文書処理システムの図形処理機能
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概要
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近年、オフィスにおける文書処理は、その処理、機能共に、より高速で高機能なものが要求されるようになってきており、当社としてもこれらの要求に応えるべく、複合文書処理システムを開発してきた。この文書処理システムは、文章・図形・イメージ・グラフ・表などの複数のメディアが混在する"複合文書"を作成できるものである。これらのなかでも、図形処理に対しては、ますます高機能化が求められてきている。特にその形状がシンプルな円、楕円、直線等に代表される図形のみならず、一般に任意の曲線を描きたいという要望は多い。また、線の属性に対する様々な要求もある。今回、図形処理の中で様々な要求のうち次の3つの処理、1)スムージング、2)線の両端の飾り付け、3)線種の拡大、を実現したのでその内容について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12