スタンダードセル方式LSIのための一配置手法
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概要
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スタンダードセル設計方式では、配線処理時に使用されるフィードスルーセルによりブロック幅が増大するという問題がある。この問題を解決するために[1]でフィードスルーセルを考慮した配線後の予測セル行長を均一化するための方法を提案した。しかしながら、[1]の方法では、処理対象となる2つのセル行のうちの一方のセル行にのみ注目していたため予測セル行長の均一化は充分とは言えなかった。そこで本稿では、処理対象となる隣接する2つのセル行に対する配線後の予測セル行長の均一化を計るための方法を提案する。またネットサイズの重みを考慮した評価関数が、本配置処理の目的関数である貫通配線本数を最少化するのに有効であることを示す。
- 1988-09-12