HCPチャートデザイナ : 対話型編集プログラムの操作性について
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概要
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HCPチャートについてはすでにその有用性等が報告されているように、手書きにより容易に作成することができる。しかし、HCPチャート作成からコーディング、デバグという一連のプログラム製造の効率化を目指すには、計算機支援によるHCPチャート作成を実現することが効果的である。NTTではパソコンを利用したHCPチャートの作成/編集プログラムとしてHD:HCPチャートデザイナ(HCP Chart Designer)を開発した。データハンドリングという面から見るとHDの処理はキーボードから入力されたデータをフレキシブルディスク上に作成し、それを編集加工するエディト処理であり、その点に関してはワードプロセッサと同じジャンルに属するプログラムである。筆者はワードプロセッサの様な操作性のよいマンマシンインタフェース(MMI)を持つHDの編集処理機能を実現した。本報告では、HDのMMIについて、設計のねらい、実現した方式について報告し、対話型編集プログラムのMMIの設計について考察する。
- 1986-10-01