開発管理システム開発とプロジェクトマネージメントについて
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概要
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ソフトウェア開発量,規模,プロジェクト数の増大に対応するため,品質(Q),コスト(C),工期(D)をTOTALに確保しつつ,統一されたコンセプトと,メソッドに基づいた開発管理システムを開発した。ソフトウェアにおいては,Q,C,Dは,相関が強く,生産性,品質もまた同様であり,本システムにおいても,生産管理Q,C,Dの統合的な管理を目指している。論文は,当該開発コンセプトとその内容につき報告するものである。本システムは,開発におけるウォータ.フォールモデルを通して,トリプルP(PHASED,PROJECT,PLANNING)フェーズ管理の概念をベースに構築した工程管理サブシステムを中核とし,各品質,生産性さらに,完成製品の出荷情報,顧客情報等を一連の思想に基づき,トータライズしたシステムである。今後は,ソフトウェア開発形態の進展に伴い,ソフトウェアCAD化とのリンケージAIを活用したエキスパートシステムとのリンケージ等,機能の拡充強化をしてゆく計画である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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田村 良二
三菱電機計算機製作所
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内藤 俊文
三菱電機計算機製作所
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藤沢 幹子
三菱電機計算機製作所
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宮川 直治
三菱電機計算機製作所
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小林 博
三菱電機計算機製作所
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大川 末喜
三菱電機計算機製作所
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中島 ルリ
三菱電機計算機製作所
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中根 悦子
三菱電機計算機製作所