仮想計算機システムにおける新規周辺装置サポート方式
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概要
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仮想計算機モニタ(VMM)は、基本ソフトウェアの試験環境として、最新の入出力装置が使用できる環境を早期に提供する必要がある。このために、新装置のサポートを容易にすることが大きな課題である。計算機システムで使用する入出力装置が多様化した現在、この要請は大きい。筆者は、VMMの入出力装置制御を司るプログラムをテーブルドリブンの形で構成することを試み、これにより新装置サポート時の開発工数を大幅に削減できる見通しを得た。本報告ではVMMの装置制御に関するプログラム構成法と、本構成とすることによる効果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01