企業内EAネットワークにおけるEWS : 有限要素分割の最適化へのアプローチ
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概要
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設計者にとって安全かつ小型軽量な設計を行うことは、最大の関心事である。一方、管理者の観点から見ると、設計の工期短縮、コスト削減あるいは技術者の生産性向上は重要課題である。このような背景のもとに基本的設計の手順さえ踏えておればコンピュータを活用して設計が行えるCADは多大な貢献をなしてきている。反面、構造解析を含めてシミュレーションに冠せては外部インタフェースを準備しているのみで、解析、評価に関しては格別な配慮がなされていない。また、解析手法として最も有効な手法として有限要素法がある。しかしながら、この優れた解析手法においても一般技術者が活用した場合、コンピュータ処理を可能とするためのモデル化あるいは有限要素法に関する知識・経験を必要とし、直ちに通常の設計に用いることは危険である。即ち、力学的根拠なしでは有限要素法で解いたと言っても演習問題を解いたにすぎない。真の設計の生産性向上を図るためには、これらの技術課題を総合的に解決する必要がある。このため当社では、CADとCAEとの結合・統合化を進めているが、本論では、この内の有限要素法におけるメッシュ分割の最適化法について紹介する。
- 1986-10-01
著者
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