CADにおける3次元構造物の隠線処理の一手法について
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概要
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3次元形状の図形が,実際には隠れて見えない線まで表示されていると,形状が一意的に定まらない場合が生じる.また,複雑な図形になると形状の把握が困難になることも少なくない.従って,3次元形状を扱うシステムでは,見えない稜線および面を消去して表現する機能が必要となる.隠線処理の基本的な考え方は,物体のどの稜線,どの面が可視であるかを判定するという単純なものである.しかし,これをインプリメントするためには多大な演算時間を要する.この問題に関しては,これまでも数多くの研究がなされ,様々な方式が提案されている.本稿では,我々が考案した隠線処理の効率化のための工夫点について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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西村 直樹
富士通株式会社
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竹内 一博
富士通株式会社
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芝原 輝夫
富士通株式会社
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河野 俊弘
(株)富士通九州システムエンジニアリング
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鏡山 英二
(株)富士通九州システムエンジニアリング
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芝原 輝夫
富士通
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