直交表による実験計画の計画・解析コンピュータ・システム
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概要
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直交表を用いた直交実験において、要因数が多く、かつ推定したい2因子交互作用数も多い大規模な実験に対しては、直交表とその点線図が示されていたとしても、実験の所期の目的にかなうように要因の割りつけを決定することは簡単ではない。そこで、このような特定な技術によらず一定のアルゴリズムによって必要な直交実験の計画をコンピュータで自動的に構成することができれば実用上きわめて有効である。我々は、これらの直交実験に関する計画および推定・検定に関する統一的なプログラムシステムを開発し、種々の問題に適用してみた所、良好な結果を得たので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01