電子ファイリングシステムにおけるファイリング体系の一考察
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概要
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OA化の進展に伴い、各種資料のファイリングも,紙と事務什器をベースにした人手によるものから,光ディスク等を利用した電子ファイリングシステムへ移行されつつある。しかし,現状の電子ファイリングシステムでは,構築可能なファイリング体系が固定化されているため,以下のような問題がある。・人手によって構築されていたファイリング体系のまま移行できないので,移行時に新しいファイリング体系を考えなければならず,工数がかかる。・資料の検索方法が限定されているため,融通がきかない。上記の問題の一解決案として,電子ファイリングシステムのファイリング体系の構成法の改善に着目した。本稿では、人手によるファイリング体系との親和性の観点から考察したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01